多久市のおすすめの見どころ

多久聖廟

多久聖廟

多久聖廟は、儒学の祖で学問の神様ともいえる孔子を祀る孔子廟です。
多久4代領主多久茂文は、多久を治めるためには教育が必要だと考え、1699年に学問所(のちの東原庠舎)を建てるとともに、「敬」の心を育むために多久聖廟を建てました。
現存する孔子廟としては、栃木県の足利学校、岡山県の閑谷学校の孔子廟とともに日本で最も古いもののひとつです。
創建後、春は4月18日、秋は10月第4日曜日の年2回、孔子と四配(顔子・曽子・子思子・孟子)を祀る伝統行事「釈菜(せきさい)」を開催しています。(国重要文化財 1708年創建)

聖龕(せいがん)

聖龕(せいがん)

聖龕から孔子像が取り出せないよう特殊な細工が施してあります。
(国重要文化財)

西渓公園

西渓公園

多久出身の石炭王「高取伊好」が私財を投じて建設した、山水公園。
四季を通じ美しい風情を醸し出しています。
また公園内には国の登録文化財に指定された寒鶯亭(かんおうてい)もあります。
春の梅に始まり、400本の桜、ツツジ、秋には燃えるような紅葉が公園を包み、 1年中自然の変化が楽しめます

寒鶯亭

寒鶯亭

寒鶯亭は多久町出身の炭鉱王・高取伊好が、地元に文化・教育面で貢献したいと、大正14年に当時の多久村に図書館とともに公会堂として寄贈したものです。
亭内の床の間には高取翁の筆で「寒鶯待春」の書があり、寒鶯亭の由来になっています。(国登録有形文化財)

大平庵酒蔵資料館

大平庵酒蔵資料館

明治元年(1868 )年創業の旧蔵元。現在は当時の酒造り道具を展示する資料館として、「肥前佐賀の酒蔵用具」2,334点が展示されています。
かつて木下酒造の酒蔵であったものをそのまま資料館として利用、何もかも昔のままの酒造りを再現しています。
貴重な酒造りの道具など必見の価値あり!(国重要有形民俗文化財)

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